kenkou8の日記

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認知症予防

今回は認知症予防についてです。

認知症とは、これまで記憶していたものが思い出せなくなったり、日常生活の簡単な動作が今までどおりにできなくなったりする症状を指します。老化とともに人間の体と脳の機能は衰えていきますので、現在の医療技術では認知症を完全に防ぐことは不可能です。

私たちにできるのは、日ごろの生活の中で認知症にならないよう規則正しい生活習慣や適度な運動などを取り入れ、健康に気を配り生活していくことなのです。

今回は日常生活で実践できる認知症予防法についてご紹介します。

認知症と生活習慣の関係性

認知症で最も多いアルツハイマー認知症は、生活環境や生活習慣と大きく関係していることが判明してきています。規則正しい生活や、食生活、適度な運動に加え、脳に刺激を与えたり、活性化をうながす行動が効果的と言われています。決定的な方法がないからこそ、日々の習慣を心がけることが大事になってきます。

まずは日常生活の中で認知症予防ができる6つの取り組みを紹介します。

1.知的トレーニン

知的トレーニングとは、パズル、計算、暗記、間違い探しなど、脳を使うトレーニングのことです。これらのテキストは書店でも購入できますし、ゲーム感覚で楽しめるものが多いので取り入れやすくなっています。

2.筋力トレーニン

歩く
国の疫学研究では、週3回30分以上の運動をおこなっている人は、おこなっていない人と比べ、認知症発症のリスクが40~50%下がっていると報告されています。 運動メニューは、散歩やストレッチなど定番のものの他にほかに、太極拳やヨガ教室、スイミングプールなど趣味と兼ねてできるものでも良いでしょう。

3.デュアルタスク(ながら運動)

デュアルタスクとは、同時に2つの動作をするトレーニング方法です。例えば、「テレビを観ながら洗濯物をたたむ」といった動作もデュアルタスクにあたります。このように同時に二つの動作をすることで、脳の前頭葉の血流が活発になり、脳機能の低下を予防することができると言われています。

4.五感を刺激する

人間の五感(触覚、嗅覚、視覚、味覚、聴覚)を刺激することも認知症予防に良いとされています。例えば、アロマセラピーは、良い香りを嗅ぐことで心身をリラックスさせたり、リフレッシュさせたりする効果がありますが、このとき同時に脳細胞も刺激を受けていることをご存知でしたか? 懐かしい匂いにより過去の記憶が戻ることもあるそうです。手のひらから伝わるぬくもりを通したケアで、直接触れることで安心感を相手に与えることができます。

5.食生活の見直し

脂分の多い食材は血栓動脈硬化の原因となり、心筋梗塞脳梗塞を発症することがあります。脳梗塞の後遺症である「脳血管性認知症」は、おもに不健全な食生活が原因となっています。

6.回想法

思い出話をしたり写真を見せたりすることで過去の記憶を呼び戻させる手法として応用されています。 たとえ、誰ともしゃべらず話しかけても返事もしないような重度の記憶障害になったとしても、過去の記憶を思い出してもらうことで心情に変化が起こり、人とコミュニケーションを図る意欲が生まれてくると言います。

認知症発症者には家族の協力が必要不可欠!

認知症発症者はこれまで当たり前にできていたことができなくなり、戸惑いを感じています。家族ができることは、不安を抱えている高齢者に寄り添うことです。

認知症予防の食べ物


緑黄色野菜、豆類、果実類
カレー
コーヒー
緑茶
赤ワイン

などを片寄った食事をしないようバランス良
く摂取するようにしましょう。

次回も健康、美容関連で書いて行きたいと思います。